いろいろあった2022
【転勤】
一番の変化は大阪への異動。10/1付で大阪(本町)での勤務となりました。
2007年の10月に大阪から東京(六本木)へ異動したので15年ぶりの関西勤務で、初めてのひとり暮らしです。
その内示を受けたのが下の写真の場所でした。横浜地方裁判所です。
【裁判員裁判】
9月から10月にかけて合計11日間会社を休んで(※1)裁判員裁判に参加しました。
裁判員に選ばれるのは、前年実績だと15200人にひとりの確率だそうです。
被告は強盗致傷の他計5つの罪に問われた息子と同い年の若者。
短期間で楽に高収入が得られるという、いわゆる闇バイト(※2)にSNSで応募。
指示されるままにガス点検業者を装って高齢者宅に強盗に入り、老女に軽傷を負わせたうえにキャッシュカードと数万円を奪い逃走。
犯罪組織から脅されて抜けたくても抜けられず仕方なく犯罪を繰り返して、ついには逮捕されたという事件です。
バックの指示役は決して表には出てこないため捕まらず、応募してきた若者は使い捨てられるという...。
被告人の確認や起訴状の読み上げ、黙秘権の告知、冒頭陳述と、裁判の流れを裁判官の隣の席から目の当たりにするのです。
証拠調べでは既に刑が確定して収監されている共犯者らが証言台に立ち、検察官や弁護人が質問を行います。
まさにドラマで見たシーンが目の前で展開されました。
緊張の中、被告人へ質問も行いました。
法廷での審理が終わった後は、裁判官3名と裁判員6名、補充裁判員2名で議論を行います。
素人の我々に裁判官から分かりやすく説明を受けながら考えを整理していきます。
同様の事件の量刑をたくさん確認したのち9名が自身の求める量刑を紙に書き多数決で量刑を確定しました(※3)。
後日判決の宣告で懲役10年が言い渡されました。
控訴したかどうかは知りませんが、10年です。
重いですね。
いろいろ考えさせられる貴重な経験でした。
※1:会社は特別休暇ということです。原則仕事を理由に裁判員を断ることはできません。裁判員裁判を理由に一切仕事をしないこともできませんでしたけど、オッサンは。
※2:NHKクローズアップ現代でも取り上げられていました。https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4488/
※3:全員一致しない場合の量刑の決め方は https://www.keijibengoleaders.net/blog/1499/
【虫活2022】
転勤が決まって困るのがこれ、クワガタ。さあどうしよう。
2021年にちょっと真面目に取り組んだので いつもよりも多く羽化させ、75o以上も3頭出ました。
毎年のことですが、ガレージに張り紙をしてウチの前を通りがかった親子連れに持って行ってもらいました。
【車活2022】
クルマ好きで写真好きということで、ドライブに行ってクルマの写真を撮るのも趣味のひとつ。
富士山や、桜、新緑のメタセコイヤ、千葉の海をバックに撮りましたが、2023年はほぼ活動停止ですね。
会社の隣が日産本社だったので、発表されたばかりの新車を見たり、GTRに試乗したりと楽しませてもらっていましたが、これも転勤で終了です。
【写活2022】
2月 白糸の滝と富士山
4月 つつじの塩船観音寺、トーベヤンソンあけぼの公園、旧秋川高校のメタセコイヤ
6月 亀岩の洞窟
11月 1週間早すぎた毘沙門堂の紅葉、皆既月食と天王星蝕
マクロ撮影の ササグモ、アブラムシ。
今年も色々と撮りたいと思います。
【エン活2022】
ミュージカルボディガード、MayJ ライブ、安全地帯40周年記念ライブ、NHKのうたコン公開生放送に2回と、JAZZの公開録画。
転勤が決まってあきらめかけていた安全地帯のライブは行けて良かった。最高でした!
うたコン3回目の当選は転勤で行けず...とても近くて良い席だったのに。
他にもいろいろと趣味はあるのですが、寝る時間が無くならない程度に楽しみたいと思います。